27124-1
神門
(所在地)放出東3-31-18
(撮影日)2009.9.16
創建は不詳であるが、平安時代の「延喜式」に乗っている式内社で歴史は古く、この地に降臨された阿遅鋤高日子が民に農耕を授けたので、民は御神徳に感謝し、摂津河内の国造りの神として御祀りしたと伝わる。古くは、「阿遅経宮(あぢふのみや)」・「浦明神」と称し、後には「八劔大明神」と称した。天智7年(668年)新羅の僧が熱田神宮から、草薙の剣を盗んだが、難波津で嵐に遭い剣を放り出して逃げ出したという逸話から、地名の「放出」がついたと言われ剣は神社に預けられたが、熱田神宮に返還された。