27121-1
山門
(所在地)山坂1-18-30
(撮影日)2009.4.17
治承2年(1178年)に平清盛の嫡子であった平重盛が開創したのが始まりとしている。重盛は中国の高僧を呼ぼうとしたが、実現せずに代わりに紫金仏舎利が贈られてきたので、その仏舎利を納めるために、この地に寺を建てた。寺は元亀年間(1570~73)頃まであったが、織田信長の兵火によって焼失した。その後、正徳元年(1711年)洪善大和上が復興させた。享保15年(1730年)に当時13歳だった慈雲尊者が出家した寺である。今では「田辺のお不動さん」と呼ばれている。