隆祥館書店

近日発売の新刊 「 ｔｒｙｏｕｔ 」

１月１８日発売の新刊

トライアウト　ｔｒｙｏｕｔ

著者：　藤岡陽子

光文社刊　　定価　１５７５円

 

 

 

新聞社に勤めるシングルマザーと、戦力外通告されたプロ野球選手、

二人の生きがいが紡ぐ物語。

 八年前、新聞社に勤める久平可南子は、男の子を産みました。後に八百長疑惑で逮捕される

プロ野球選手が父親だといわれていますが・・・。

六年前から、息子は、実家に預けています。産休後、運動部への異動が言い渡され、最初の

取材は「プロ野球十二球団合同トライアウト」戦力外通告を受けた選手がもう一度どこかの

球団に入るために受けるテストでした。

 　「辛いときはその場でぐっと踏ん張るんだ。そうしたら必ずチャンスはくる。

チャンスが来ない人は、辛いときに逃げる人なんだ」文中より。

子どもを育てる中で起こる事件での親としての姿勢、子育て中の方にも、

野球の好きな方はもちろん、プロ野球をご存知無い方にも興味深く読めます。

人生には浮き沈みがあり色々なことが起こりますが、生き方に光るものがある人には

惹かれ応援したくなります。

 長編ですが、小説の世界にのめりこめ一気に読んでしまいます。是非お薦めの一冊です。

＜＜－－－ 本の注文承っております！！ －－－＞＞
         当店は、ｅ－ｈｏｎ　加盟店です。
         ｅ－ ｈｏｎ の隆祥館のサイトで注文していただきますと、
        店頭、または配達でお受け取りいただけます。 
        ｅ－ｈｏｎ　　＜－－　ここをクリックしてください。  
＜＜－－－ 本の注文承っております！！ －－－＞＞

いつまでも白い羽根

「いつまでも白い羽根」

藤岡陽子著 光文社刊　　1995円

看護学校を舞台に友情、恋愛、そして将来への夢と希望を描いた小説。

「人の好き嫌いってなんだと思う？生きる姿勢だと思うんだ。その人の生きる姿勢が好きか嫌いか。それが、その人を好きになるか嫌いになるかなんだよ。」ー文中よりー
私も、その人の生きる姿勢に尊敬できるところがあると、影響を受け、お手本にしたいと思います。文中のフレーズに共感しました。また、医療の現場の雰囲気を垣間見ることができ、その現場で“尊い人の命”に向き合う看護学生であるがゆえの純粋さ、また正義感の強い姿勢に、現在の医療に対する訴えのようなものを感じました。是非お薦めしたい一冊です。

＜＜－－－ 本の注文承っております！！ －－－＞＞
         当店は、ｅ－ｈｏｎ　加盟店です。
         ｅ－ ｈｏｎ の隆祥館のサイトで注文していただきますと、
        店頭、または配達でお受け取りいただけます。 
        ｅ－ｈｏｎ　　＜－－　ここをクリックしてください。  
＜＜－－－ 本の注文承っております！！ －－－＞＞

『原発事故２０年』チェルノブイリの現在

『原発事故２０年』チェルノブイリの現在　　ＣＨＥＲＮＯＢＹＬ

柏書房　３１５０円

四半世紀前のウクライナで起きた核の大惨事。

立ち入り禁止区域に生きる人びとの姿が

暗示するのは。。。。。。

未公開写真と未来の世代のために伝えなければ

いけないことが書かれているように思います。

＜＜－－－ 本の注文承っております！！ －－－＞＞
         当店は、ｅ－ｈｏｎ　加盟店です。
         ｅ－ ｈｏｎ の隆祥館のサイトで注文していただきますと、
        店頭、または配達でお受け取りいただけます。 
        ｅ－ｈｏｎ　　＜－－　ここをクリックしてください。  
＜＜－－－ 本の注文承っております！！ －－－＞＞

 

心に響く小さな５つの物語

「心に響く小さな５つの物語」

致知出版社　　１０００円

心の琴線に触れる逸話集です。特に「縁を生かす」には胸を打たれます。

 

 

 

 ＜＜－－－ 本の注文承っております！！ －－－＞＞
         当店は、ｅ－ｈｏｎ　加盟店です。
         ｅ－ ｈｏｎ の隆祥館のサイトで注文していただきますと、
        店頭、または配達でお受け取りいただけます。 
        ｅ－ｈｏｎ　　＜－－　ここをクリックしてください。  
＜＜－－－ 本の注文承っております！！ －－－＞＞

羅針盤の針は夢に向け

羅針盤の針は夢に向け

著者：　木下繁喜

定価：　１８００円　発行：東海新報社

モスバーガーの創業者　故櫻田慧氏の生涯を東海新報社の
記者木下繁喜氏が描いたものです。大変な試練を乗り越えて
国産のハンバーガーを全国展開していったロマンの物語ですが、
お客様に対するおもてなしの心について、とても感銘を受けました。

 

青春とは、心の若さである。

「　青春とは、心の若さである。　」

著者：　サムエル　ウルマン　　訳者：　作山宗久

 発行：　角川書店　定価　５００円

マッカーサーが座右の銘として執務室に揚げていたことで知られる　「青春（Ｙｏｕｔｈ）」　を

収録している詩集です。

青春とは、歴と共に刻む一時期を指すのではなく、生ある限り持ち続ける、

「掲げる目標」、「感動」、「ときめきを覚える自身の感性」、の中に存在するものであることを、

そして処世のノウハウを、この本は教えてくれているのではないでしょうか。

２１世紀に生きる君たちへ

 

「　２１世紀に生きる君たちへ　」

著者：　司馬遼太郎

発行：　世界文化社　定価 １２６０円

 今すべての日本人に語りかける

心のメッセージ！

 

 

 司馬遼太郎氏がこれからを担う若者たちのために書き下ろした随筆で、

 司馬遼太郎記念館（東大阪市）には全文パネル展示されています。

 

 「２１世紀にあっては、科学と技術がもっと発達するだろう。科学・技術が、洪水のように人間をのみこんでしまってはならない。

川の水を正しく流すように、きみたちのしっかりした自己が、科学と技術を支配し良い方向に持っていってほしいのである。」　　（文中より・・・）

最近の原発事故は、まさに能力の及ばない人間の驕りがもたらした結果ではないでしょうか。

大事なことに気づかせてくれる一冊です。

作家の家

作家の家

著者：　プレモリ＝ドルーレ　　写真：エリカ・レナード　定価：　２９４０円　　発行：西村書店

ヘルマン・ヘッセや、アーネスト・ヘミングウェイらが、どのような状況の中、湧き上がる言葉から構想を練っていたのか？ということに好奇心を掻き立てられます。また、眺めているだけでもなんだか癒され、作品を読む以上により深く心情的にも作家の本質に触れることができます。

世界の夢の本屋さん

世界の夢の本屋さん

 絶版になった書籍を探していらしたお客様のお一人に、古本屋さんで何とかさがし出して注文の書籍をお送りしたところ、「幻の一冊を見つけてくださり、ありがとうございました。お礼の気持ちを込めて「世界の夢の本屋さん」という本を注文します。」とのファックスをいただいて、存在を知った一冊です。

率直に申し上げて、この本には先ず私自身が惹かれました。アマゾンなどウエブ書店の避けがたい攻撃の中にあって、世界の各地に存在する”リアル書店の取り組む姿”に共感し、スケールの違いこそあれ、そこに傾ける心情には共通するところもあって仲間意識さえ覚えたのでした。

「愛、深き淵より」

「愛、深き淵より」

発行：　立風書房　　定価　１２６０円

著者：　星野富弘

生きる希望を失っていた時期に出会い「生きる力を与えてくれた、

大切な書です。

人生には思いもよらないことが起きる時があります。けれども決して

あきらめないで、前を向き続けると自分にしか感じることができない

何かが見えてくる時があるのではないでしょうか。

極限の状況に追いやられた人にしか見えない感情かもしれません。