********** 隆祥館書店からのお知らせ **********
今回は、前回のイベントで取り上げた佐々涼子著『エンド・オブ・ライフ』に続
いて「命の閉じ方について考える」第二弾。『善医の罪』の発刊記念を兼ねて開
催します。
以下は、久坂部羊先生からのメッセ-ジです。
『善医の罪』
この小説は2002年に発覚した「川崎協同病院事件」をモデルにした実話小説で す。
登場人物や病名等はフィクションですが、主治医が善意で行った尊厳死を、 3年後に
麻酔科医が悪意をもって院長に内部告発し、彼女をやめさせるよう強要し たのは
事実です。
また、主治医に感謝していた遺族が、賠償金が得られるとわかるや豹変したのも
事実です。100%患者さんのことを思ってした医療行為なのに、人間関係と金銭 の
からみで、主治医が殺人医師として訴追され、有罪判決が下されたことに、
私 は医師としても小説家としても、黙っていられないものを感じました。
人の最期 を看取る医療について、この小説で読者の皆さんにも考えていただければと
思っ ています。
いつ病いに侵されるかは、誰にもわかりません。若い方からご高齢の方まで命の
閉じ方について考えることができたらと思い企画しました。 この機会にぜひ!
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【著者プロフィール】 久坂部 羊 (くさかべ・よう)
二十代で同人誌「VIKING」に参加。外務省の医務官
として九年間海外で勤務した後、高齢者を対象とした
在 宅訪問診療に従事していた。
2003年、老人の麻痺した四肢を切り落とす医師が登 場する
『廃用身』で作家デビュー。
2004年、『破裂』で大学病院の実態を克明に 描き、
超高齢社会の究極の解決法をさぐる医療小説で注目された。
2014年、『悪 医』で第三回日本医療小説大賞受賞。
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聞き手: 二村知子 (ふたむら ともこ)
井村雅代コーチ(当時)に師事し、
シ ンクロナイズドスイミングを始め、現役時代はチーム競技で
2年連続日本1位、 日本代表として2年連続世界第3位に。
現役引退後、隆祥館書店に入社。
2011年 から「作家と読者の集い」と称したト-クイベントを開催、
2016年からは「ママ と赤ちゃんのための集い場」を毎月開き、
2019年4月からは、宝上真弓先生と子育 てに悩む親御さんのために
絵本選書の無料サ-ビス、2020年6月より、お客様から のリクエストを受け一万円選書を
始めている。
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テ-マ「命の閉じ方について考える」第二弾
「善意の罪」文藝春秋 刊行記念
久坂部羊さんによるリアル&リモート・ト-クイベント
時間 : 19:00~21:00
隆祥館書店多目的ホ-ルからリアル&リモ-トで配信
(要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)
隆祥館書店多目的ホ-ルにて、
限定25名リアルトークイベント
隆祥館書店からリモ-トで配信
リアルトークイベント
●費用:3,500円
(内訳:参加費1,630円+本代「善医の罪」 1,870円
リモートトークイベント
●費用:3,500円
(内訳:参加費1,130円+「善医の罪」1,870円+送料及び手数料 500円)
(要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)
*振込先 三井住友銀行上町支店
(普通) 1353923
カ)リュウショウカンショテン
※ リモートトークイベントに、参加ご希望の方は、あらかじめZOOMの
インスト -ルをしておいて下さい。
※ 参加者は、弊社が送付するメールに記載のアドレスからzoomにご参加いただ き、
開始時間までにIDとパスワードをご入力のうえお待ちください
※ 店頭もしくは、メ-ルで、お名前・ご住所(郵便番号含む)・お電話番号を明記の上、
お申込み下さい。(メ-ル送信及び遠方の方への送品のため)
※ お申し込みの手続きを完了しているのに、こちらからの連絡のない場合は、
恐れ入りますが、トラブルを避けるためにもイベントの3日前までにお電話にて、
ご一報いただけますようお願い致します。
申込み・お問合せ: 隆祥館書店 TEL:06-6768-1023
住所:大阪市中央区安堂寺町1-3-4 谷町6丁目⑦番出口向かい
*Eメ-ル [email protected]
主催: 隆祥館書店 協力: 文藝春秋