********** 隆祥館書店からのお知らせ *********
今回は、元伊藤忠商事会長、元中国大使の丹羽宇一郎さんにお越しいただける
ことになりました。
今の日本の言論の状況について、丹羽氏はこう語っておられます。
「これはいつか来た道だ。70年前の日本と変わりない。あの時はもの言うと
身に危険が及びかねなかった。だから、皆静かにした。今は殺されはしないが、
自己保身で静かになる。情けない。歴史に学ぶ過去の教訓を活かしてない」
かって、自民党の大派閥を率い、首相を務めた田中角栄は「戦争を知っている
世代が政治の中枢にいるうちは心配ない。平和について議論する必要もない。
だが、戦争を知らない世代が政治の中枢となったときはとても危ない」と
自民党の若手議員に対して薫陶を授けていたそうです。
戦後70年を経て、言論は保守化し、平和主義を堅持するという政治家も
影を潜めました。
戦争を実体験していない安倍総理や防衛大臣が防衛政策を進め、戦争に
近づいていくことに丹羽氏は危機感を募らせます。
「本当に人が殺されることへの想像力の欠如が平和を危うくする」丹羽氏は
戦争経験者へのヒアリングを行い、戦争の実像を伝えた上で、今の日本の
平和を守ることについて、強い警鐘を鳴らしておられます。
日本が目指すべきは世界中から尊敬される国であること。世界を屈服させる
強国ではない。世界が感服するよい手本となる国。戦争はしてはいけない。
戦争から得られるものは何もない。戦争体験の教訓を学ぶことが、日本を再び
戦争に導かない力となり、同時に世界に貢献できる手がかりとなるに違いない。
過去の教訓を学ぶためにもぜひご参加下さい。
~~~~【著者紹介】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(にわ・ういちろう)
日本中国友好協会会長、元伊藤忠商事会長、元中国大使
1939年愛知県生まれ。
名古屋大学法学部を卒業後、伊藤忠商事に入社、
1998年社長に就任。1999年に約4000億円の不良資産を
一括処理し、翌年度の決算で同社史上最高益(当時)を記録。
2004年会長に就任。
内閣府経済財政諮問会議議員、日本郵政取締役、
国際連合世界食糧計画(WFP)協会会長などを歴任し、
2010年民間出身では初の中国大使に就任。
2012年退官。現在、公益社団法人日本中国友好協会会長、早稲田大学特命教授、
伊藤忠商事名誉理事。
著書として『人は仕事で磨かれる』(文藝春秋)『中国の大問題』
『習近平はいったい何を考えているのか』(共にPHP研究所)など多数。
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「日本が世界の平和をリードする特別な国になるために
丹羽宇一郎さんによるトークライブ
『戦争の大問題』東洋経済新報社発刊記念イベント
開催日 : 12月3日日曜日
時間 : 13:30開場 14:00~16 :00
会場 : 隆祥館書店5階 多目的ホ-ル
参加費: 3,000円 (内訳:参加費1,380円+
『戦争の大問題』1,620円)
トークライブのみ:3,000円
(要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)
当日の場合:500円アップになります。
*振込先 三井住友銀行上町支店
(普通) 1353923
カ)リュウショウカンショテン
申込み・お問合せ: 隆祥館書店 TEL:06-6768-1023
住所:大阪市中央区安堂寺町1-3-4 谷町6丁目⑦番出口向かい
Eメール : [email protected]
主催: 隆祥館書店 後援: 東洋経済新報社