明治42年の新淀川開削の時に鉄製のトラス橋が架けられ長柄橋と命名された。この懐石はその時に建てられた。
昭和11年に架け替えられた2代目の長柄橋の竣工説明板で、橋の施工説明と「古今和歌集」の和歌が二首が刻んであり、和歌は長柄の橋を詠んだものである。
(所在地)天神橋8・本庄東3~東淀川区柴島1
(撮影日)2017.2.16
橋の歴史は古く、推古天皇の頃に架橋しようとしたが、難工事でうまくいかず、人柱を立てたという伝説がある。最初の記録では平安時代初期に架橋されたが、約40年後には廃絶し、明治6年(1873年)、豊崎橋という橋名で架けられるまで渡し船で往来していた。明治42年(1909年)、長柄橋という橋名で鉄橋が架けられた。昭和11年(1936年)に架け替えられ、昭和58年(1983年)には現在のアーチ形の橋となった。浪速の名橋50選の橋である。
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