隆祥館書店

「日本美術全集」の刊行にあたっての思い

「日本美術全集」の刊行にあたって！

　来る１０月１２日金曜日　１８時半　より、

隆祥館書店７階ギャラリ－　におきまして、

小学館　出版局プロデュ－サ－学芸編集長、清水芳郎氏

をお招きし、

「日本美術全集」の刊行にあたってどのような考えで編纂され、

上梓されたかを、お聞きする機会を設けることが出来ました。

清水氏には、ご多忙のところをお願いして、ご来駕していただけることになりました。

 　今回刊行の「日本美術大全集」は、日本人が誇りを持って後世に伝えるべき歴史と、

その文化の粋を凝縮した素晴らしい全集となり大変貴重なものとなっております。

あらためて清水氏より、そのご苦労や、ご努力の一端をお聞かせいただき、

日本美術の歴史の長さと深さ、そして美術としてのレベルの高さについて

皆さんとその知識を共有していただくために開催させていただきます。

日本の文化と美術に興味のある方々のご出席を、賜りたくご案内させていただきます。

 

「日本美術全集」の刊行にあたっての思い

小学館　出版局プロデュ－サ－学芸編集長　清水芳郎　様

 

日　時　：　１０月１２日（金）１８：３０～

会　場　：　隆祥館書店７階ギャラリ－

主　催　：　株式会社　隆祥館書店

参加費　：　無料

申込み・問い合わせ　ＴＥＬ０６－６７６８－１０２３

詳細は　http://atta2.weblogs.jp/ryushokan/

 

【　小学館創業９０周年記念企画　】

全２０巻２０１２年１２月５日刊行開始！

第一回配本　＜飛鳥・奈良時代Ⅰ＞法隆寺と奈良の寺院　１２月５日刊行

第２回配本　＜江戸時代Ⅲ＞若冲・応挙・みやこの奇想　２月２２刊行予定

第３回配本　配本以降　偶数月２５日頃刊行予定

定価（各巻）１５７５０円

ご予約受付中！！

（トライアル）作家さんとの集い①「百田尚樹さんを囲む会」を終えて

　最初は百田尚樹さんのお話から始まりましたが、アットホームな雰囲気の中、

質問の時間に入るやいなや、色々な質問が飛び交いました。

中でも、「永遠の０」にも書かれていたガダルカナル島の生き残りの１５人のお一人であるという

ご祖父様とのエピソードを話された読者の方の話をお聞きし、また、百田さんからも

実際に戦争に行って帰ってこられた方から、

「誰がモデルになっているのか」「よくぞ、書いてくれた」

など（実名も挙げられ）色々具体的なエピソードをお聞きしているうちに、

「永遠の０」は正に真実味の溢れる小説だと改めて感動しました。

「永遠の０」の主人公の家庭と家族構成が全く同じで、祖父と重ねてしまうと

おっしゃってた方もありました。

 また、この小説を通して伝えたかったことは・・・という質問に対して

 今、日本では、現在自殺者が、約３万人。阪神大震災で亡くなった人が約６千人、

東北大震災で約２万人おられるが、戦争で亡くなった人は、兵士だけで約２３０万人

その戦争を体験して生還した人たちが、友を亡くした人たちが、せっかく生き残った

自分の命を無駄にしたくないという気持ちから一丸となって荒廃した戦後の日本を

復興させたのではないでしょうか。

 「生きることの素晴らしさを感じて欲しい」という百田尚樹さんの書き手としての言葉に

共感しました。

 お話の合間でテレビの放送作家時代の楽しい体験談も聞かせていただきましたが、

絶え間なく、読者と熱く語り合われ、密度の高い有意義な時間を共有することができました。

 今回の催しは大きな講演会では味わえない集いだったのではないでしょうか。