********** 隆祥館書店からのお知らせ **********
今回の「作家と読者の集い」は、NHKの「日曜討論」やテレビ朝日の「朝まで生テレビ」
などに出演し、鋭い発言でファンも多いジャーナリストの今井一さんです。
憲法改正の正規の手続き(国会発議と国民投票による主権者の承認)を踏まない
[集団的自衛権の行使容認⇒安全保障関連法の成立]は、立憲主義と国民主権を
侵す解釈改憲です。 その違憲の法律が3月に施行。
私たちは今とても危険な流れの中に足を踏み入れています。そういった状況だか
らこそ、護憲・改憲の枠を超えて9条問題の本質を深く考える必要があると考えた
今井さんは、昨年『「解釈改憲=大人の知恵」という欺瞞』(現代人文社)を上梓し、
言論・報道界に一石を投じました。
「9条瀕死」の主たる理由は、自民党など歴代政権が進めてきた再軍備のための
解釈改憲を、国民の多数が9条を支持しつつ「大人の知恵」だと黙認してきた
ことにあると今井さんは指摘。その根拠を、歴史的事実を示しながら詳細に
解説しています。
集いでは「護憲」「改憲」の立場を超えて、解釈改憲と9条問題の本質を
わかりやすく話してくださいます。「目から鱗」まちがいなしです。ぜひご参加ください。
◆今井 一(いまい はじめ)著者プロフィ-ル -----------------
大学での専攻は哲学で研究テーマは「自由論」。
81年以降、ソ連・東欧の現地取材を重ね、民主化の進行と
社会主義共同体の崩壊を見届ける。96年からは、
新潟県巻町、名護市、徳島市、米原町、岩国市など各地で
実施された住民投票を精力的に取材。また、04、05年には、
スイス、フランス、オランダ、12年にはスウェーデン、リトアニアへ
赴き、国民投票の実施実態を調査。
06年~07年には、衆参両院の「憲法調査特別委員会」に5度に渡り参考人として
招致され、国民投票のあるべきルールや諸外国での実態などについて陳述する。
●主な著書に
『CZEŚĆ(チェシチ)!──うねるポーランドへ』(朝日新聞社)
[ノンフィクション朝日ジャーナル大賞受賞]
『住民投票──観客民主主義を超えて』(岩波書店)
『「憲法9条」国民投票』(集英社)
『対論!戦争、軍隊、この国の行方』(青木書店/編著)
『「原発」国民投票』(集英社)
『原発、いのち、日本人』(集英社/編著)
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「今井一さんを囲む会」
『「解釈改憲=大人の知恵」という欺瞞』(現代人文社)
開催日 : 2016年3月12日 土曜日
時 間 : 14:30 開場 15:00 開演
会 場 : 隆祥館書店5階 多目的ホール
参加費:1,088円 (ワンドリンク制)書籍を購入していただける方はこのお値段
で参加していただけます。書籍代+1,512円 合計2,600円
講演のみの場合:1,500円(要予約・事前購入制とさせていただきます。)
☆サインは当店にてご購入の本に限らせていただきます。
*振込先 三井住友銀行上町支店(普通)1353923
カ)リュウショウカンショテン
申込み・お問合せ:隆祥館書店 TEL:06-6768-1023
Eメール: [email protected]
主催:隆祥館書店 後援:現代人文社