********** 隆祥館書店からのお知らせ **********
衛星放送WOWOWがIPC(国際パラリンピック委員会)と共同で製作したWOWOW
パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ『WHO I AM』をご存知の方も多いと 思います。
パラリンピアンたちの強烈な個性に迫った番組は放映以来、大きな話 題を呼び国際エミー賞を
受賞しました。
地雷で足を失ってシッテングバレー(座ってプレーするバレーボール)に出遭っ たボスニアの
選手、11歳で手・両足の切断を余儀なくされてもフェンシングで 世界一になった剣士、
宗教上の制約で女性が髪を露出できない国に生まれたアー チェリー少女……。
パラリンピアンには、時に五輪選手以上の背景やドラマがあ ります。共通するのは、
お涙頂戴の物語にされることを拒否するアスリートとし ての矜持です。
その『WHO I AM』が待望の書籍になりました。 番組では描き切れなかった舞台裏に、
ノンフィクション執筆陣が迫ります。
障がいがある今に至った経緯、何が好きで何が嫌いなのか。自分の趣味や夢に至 るまで。
撮影スタッフの取材に答えるパラアスリートたちの言葉には一切の忖度 が無く、
それぞれに輝く強烈な個がそこにはありました。「はい、いつもと同じ 質問!
視聴者を泣かそうとしてるね。私はいい子じゃないのよ」(ヴィオ・車椅 子フェンイング)
これは、他者が形容するものではない……
誇りを持ってありのままをさらけ出して、「これが自分だ」と言い切る強さ、テー マが
自分自身に突き詰められるということも含めて『WHO I AM』。(本文 より)
私はリオパラで金メダルを取った片足のスイマー、エリー・コールに強烈に惹かれました。
左足の動きだけで前に進むために体幹をどれほど鍛えたのだろうと思うだけで
尊敬の念を禁じえません。
障がいのすべてを克服していく、知り得なかったその強さに、圧倒されます!!
東京パラリンピックまでちょうど1年前の8月25日に刊行。出来たてで湯気の 立つ
新刊を準備して執筆者の方とお待ちしています。この機会にぜひ!!
【登場選手】
エリー・コール(水泳)、サフェト・アリバシッチ(シッティングバレーボー ル)、
ザーラ・ネマティ(アーチェリー)、リカルディーニョ(ブラインドサッ カー)、
ベアトリーチェ・ヴィオ(車いすフェンシング)
緊急告知!(2019/8/22)
9月1日「WHOIAM パラリンピアンたちの肖像」発刊記念イベントに
制作されたWOWOWプロデューサーの太田慎也さんが出演して下さることになりました。
書籍化の元となったドキュメンタリーシリーズ「WHOIAM」のチーフプロデユーサーとして
すべてのパラリンピアンたちの撮影現場に立ち会って来られた太田さんは、
誰よりもその素顔に触れています。
太田さんもパラアスリートとの出遭いから、脳みそ強烈にを揺さぶられたと言います。
来年の東京パラリンピックにやって来る選手たちとの撮影秘話など、大阪出身でもある
太田さんから、語っていただこうと思います。
この機会にぜひ。
~~~~ プロフィール ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
太田慎也(おおた しんや)
大阪府出身。2001年WOWOW入社。
編成部スポーツ担当やドキュメンタリー企画統括
を経てドキュメンタリー番組のプロデューサーに。
日本放送文化大賞グランプリ や
ギャラクシー賞選奨を受賞。
パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ 「WHOIAM」
立ち上げ時よりチーフプロデューサーを務め、
同シリーズでは国際エ ミー賞や
アジア・テレビジョン・アワードにノミネートの他、ABU(アジア太平洋 放送連合)賞最優秀スポーツ番組、
日本民間放送連盟賞 特別表彰部門 優秀(2年連続)、科学技術映像祭 文部科学大臣賞などを受賞。
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木村元彦・編著 Kimura Yukihiko (きむら ゆきひこ) プロフィ-ル
中央大学文学部卒業。
ノンフィクションライター、ビデオジャーナリスト。
東欧 やアジアの民族問題を中心に取材、執筆活動を続ける。
著書に『橋を架ける者たち』『終わらぬ民族浄化』(集英社新書)
『オシムの言 葉』(2005年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞作品)、
『争うは本意な らねど』(集英社文庫、2012年度日本サッカー本大賞)
『徳は孤ならず』 (集英社 2017年度広島本大賞受賞)等。
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黒川祥子 Kurokawa Shoko(くろかわ しょうこ) プロフィ-ル
東京女子大学史学科卒業。
弁護士秘書、業界紙記者を経てフリーに。
主に家族や 子どもの問題を中心に、取材・執筆活動を行う。
2013年、『誕生日を知らない女 の子 虐待~その後の子どもたち』(集英社)で、
第11回開高健ノンフィクション賞 受賞。
他の著作に『子宮頸がんワクチン、副反応と闘う少女とその母たち』(集英 社)、
『「心の除染」という虚構』(集英社インターナショナル)、
『県立!再チ ャレンジ高校』(講談社現代新書)、『PTA不要論』(新潮新書)ほか。
2人の子 をもつシングルマザー。
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司会 二村知子 (ふたむら ともこ) プロフィ-ル
井村雅代コーチ(当時)に師事し、シンクロナイズドスイミングを始め、
現役時 代はチーム競技で2年連続日本1位、日本代表として出場した
パンパシフィック 大会では2年連続世界第3位に。現役引退後、
隆祥館書店に入社。2011年から 「作家と読者の集い」と称して
作家と読者の思いを直接つなぐト-クイベントを 開催、メディアでは、
知らされていない真実を追求する場として注目されている。
2016年からは「ママと赤ちゃんのための集い場」を毎月開き、
2019年4月からは、 臨床心理士である宝上真弓先生と子育てに悩む親御さんのために
絵本選書の無料 サ-ビスを始め、温かい社会を目指している。
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「常識を覆した選手たちの強烈な個性と舞台裏」とは
ノンフィクションライタ- 木村元彦 × 黒川祥子
『WHO I AM パラリンピアンたちの肖像』集英社発刊記念
開催日 : 2019年9月1日 日曜日 時間 : 14:30開場 15:00~17:00
会場 : 隆祥館書店 多目的ホ-ル 8階
参加費: 3.200円
(内訳:参加費1,580円+『WHO I AM パラリンピアンたちの 肖像』1,620円 )
ト-クイベントのみ:3,200円
当日の場合:参加費500円アップになり ます。
(要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)
*振込先 三井住友銀行上町支店 (普通) 1353923
カ)リュウショウカンショテン
※ お振込みのお客様は、振込票をご持参ください。
申込み・お問合せ: 隆祥館書店 TEL:06-6768-1023
住所:大阪市中央区安堂寺町1-3-4
地下鉄谷町6丁目⑦番出口向かい
*Eメ-ル:[email protected]
主催: 隆祥館書店 後援:集英社