********* 隆祥館書店からのお知らせ **********
暑中お見舞い申し上げます。蒸し暑い毎日が続いておりますが、お元気でお過ごし
でしょうか。
今回は『ぼくは 満員電車で 原爆を 浴びた』小学館発刊の語りをされている
米澤鐡志さんにご登場いただけることになりました。
広島に原爆が落とされたのは、1945年8月6日。
11歳の米澤鐡志さんは、爆心から750メートルの電車内で
母親と一緒に被爆します。 母親は9月に亡くなり、母乳を飲んでいた
1歳の妹は10月に亡くなります。
この本は、米澤少年の目で見た、8月6日その日のことと、
その後何が起こったか、という記録です。
「どんなにつらい記憶でも、知らないよりは知ったほうがいいと
私は 思います。
本書は読むのも苦しい内容ですが、きっと未来のための知恵を与えてくれるでしょう」
(京都大学原子炉実験所 小出裕章さんによる「はじめに」より)。
私は嗚咽しながら読みましたが、ご本人による語りから、原爆や核について考える
機会にしていただければ幸いです。 ひとりでも多くの方に知っていただきたい真実です。
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プロフィール 米澤 鐵志 (ヨネザワ テツシ)
1934年生まれ。
41年広島市立神崎国民学校入学。同年12月太平洋戦争開始。
45年8月広島にて爆心から750メートルで原子爆弾被爆。
同年母親と妹が死亡。自分自身も頭髪が全部抜け、高熱が2週間
続いたが奇跡的に回復。
55年第1回原水爆禁止世界大会に構成詩で参加。
第1回原水爆禁止平和音楽祭に合唱で参加。以降50年間、毎年原水爆禁止世界大会に参加。
58年立命館大学入学。61年京都南病院に就職。69年~94年まで(財)高雄病院事務長。
85年宇治平和の会設立に参加。75年頃から、小学校、大学、病院、各種集会などで
被爆体験講話を行っている
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「ぼくは、満員電車で原爆を浴びた」小学館発刊記念イベント
「米澤鐵志さんを囲む会」
日時: 8月25日(日曜日) 午後 15:00 ~17:00
会場: 隆祥館書店 7階 ギャラリ- (応募人数多数の場合、会場を変更させ
ていただく場合がありますことをお含みください。)
参加: (要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)
CafeBreakTime:1000円
* 振込先 三井住友銀行上町支店 (普通) 1353923
カ) リュウショウカンショテン
申込み・お問合せ:隆祥館書店 TEL06-6768-1023
Eメ-ル: [email protected]
主催: 隆祥館書店 後援:小学館