********* 隆祥館書店からのお知らせ **********
若草の緑がまぶしい季節となりましたがお健やかにお過ごしでしょうか。
今回は、ポプラ社より「下りのなかで上りを生きる」「ほうれんそうは泣いてい
ます」の発刊、また集英社より「人間らしくヘンテコでいい」の発刊記念イベン
トとして、「鎌田實さんを囲む会」を開催することになりました。
『下りのなかで上りを生きる』では、経済至上主義や放射能問題など、前作から
更に具体的に踏み込んで、下り坂にある日本で私たちが目指すべき「新しい人間」
のあり方を教えてくれます。
帯に「絶望するな。逆境こそ逆転のチャンス!今、この国が抱えるすべての問題
の答えはあなたの足元にある。誰よりもあなたが、あなたのことを本気で考えて
ほしい、私たちが生きる日本の未来を。」とあります。
また、福島の放射能問題については、日本中の子どもたちにもその痛みと悲しみ
を伝えたいということで、絵本作家の長谷川義史さんとタッグを組んだ絵本『ほ
うれんそうは泣いています』も刊行されました。
ただただ、心から、現在と未来の子どもたちを守りたいという、著者2人の大き
な覚悟が溢れています。未来の子どもたちを守るために何かできることが、私た
ちにもあるのではと考えさせられます。
『人間らしくヘンテコでいい』は、鎌田さんが6年間も世界中を旅しながら、考え
続けてきた「人間が幸せに生きるのに、本当に必要なものは何か」というテーマ
を一冊の本にまとめたものです。
鎌田さんは、アウシュビッツの強制収容所や、パレスチナの難民キャンプ、エジ
プトのピラミッド、モアイ像で有名なイースター島、そして人類発祥の地である
アフリカの大地溝帯など、さまざまな国を訪れ、いろんな人に出会いました。
誰の心の中にも、ケモノと天使が棲んでいて、ほんの紙一重の差で、憎しみ合っ
たり、助け合ったりするのだということに、気がつきました。
ケモノを暴れさせないで、自分も、周りの人も、みんなが幸福に生きるために、
本当に必要なものは何なのか?旅を続け、現地の人と語り合い、たくさんの本を
読む中でひとつのキーワードに行き当たったのだそうです。それが、なんと「ヘ
ンテコ」というへんてこな言葉でした。
この3冊の本の刊行を通じて鎌田實さんは、私たちに何を伝えようとされている
のでしょうか?鎌田實さんを囲んで更にお話を聞かせていただくためにも是非ご
参加下さい。
【著者プロフィール】
1948年東京都生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
1974年に長野県の諏訪中央病院に赴任。
1988年同病院院長に就任。
2005年より同病院名誉院長。
一貫して住民と共に作る医療を実践。
チェルノブイリ、イラクの救援活動を長年続けている。
2006年、読売国際協力賞受賞。『がんばらない』
(集英社文庫)などベストセラー多数。
日本テレビ系『news every.』に毎週木曜日出演中。
<鎌田實さんを囲む会&サイン会>
「下りのなかで上りを生きる」「ほうれんそうは泣いています」ポプラ社 発刊
「人間らしくヘンテコでいい」 集英社発刊
(時間の都合上、サインは、当店でお買上の方に限らせていただきます。)
日時: 5月17日(土)18:30 開場 19:00 開演
会場: 隆祥館書店 7階 ギャラリ-(応募人数多数の場合、会場を変更させて
いただく場合がありますことをお含みください。)
CafeBreakTime :1,500円
(要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)
* 振込先 三井住友銀行上町支店 (普通) 1353923
カ)リュウショウカンショテン
申込み・お問合せ:隆祥館書店 TEL06-6768-1023
Eメ-ル: [email protected]
主催: 隆祥館書店 後援: ポプラ社 集英社
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