谷均史先生による勉強会を終えて。
当日の質問への回答をいただきましたのでUPさせてもらいました。
Q1 自閉症の子どもたちを助けるには、どんな家族のサポートが必要でしょうか?
「自閉症も千差万別です。共通して言えるのは、まず特性を把握することです。
さらに安易に怒らないことです。それがスタートになります」
Q2 乳幼児の子どもたちの中で、気になる子への対応で気をつけることは何でしょうか?
「まずは『怒らない、怒鳴らない』」
Q3 小学校高学年の長女が不登校、中学年の次女はアスペルガーのような感じ。
二人とも他人からは「普通」に見える。診断はない。学校からも「問題ない」
「親のしつけの問題」といわれている。診断がない今、配慮してもらうために
学校にどのように伝えていけばいいのか?
「まずは診断目的ではなく、特性の把握のために『発達テスト』を受けて、
その特性がわかってからでないと配慮の方法はわかりません」
Q4 24歳の娘、淀川キリスト教病院の発達障がい外来を受診できますか?
「紹介状があれば大丈夫です」
Q5 奄美や徳之島の活動をもっと知りたいです。
「近々、いわみせいじ氏のマンガでわかりやすく紹介します」
Q6 中学校の子ども支援コーディネーター。教師や保護者に発達障がいに対する
理解がまだまだで、途方にくれています。
「全国的な傾向です。ですからこれから一般の方々への啓蒙が必要です」
Q7 孫に発達テストを受けさせ、できるところを伸ばしていきたいと思います。
「是非、よろしくお願い致します!」
Q8 知的障害者で一つのことにこだわって、落ち込むとどんな言葉をかけても、
気分が変らない人がいました。ふとしたきっかけで気分が良くなることがありますが、
それはどのようにすれば見いだせるのでしょうか?
「普段、その人の好きなことを見つけることです。音楽でもなんでも構いません。
ホスピスに来るお子さんで、『オジイの好きなオリオンビール』という曲だけに
笑顔を見せる方がいます」
Q9 テレビ「探偵ナイトスクープ」に出演して、驚いたことはなんですか?
「依頼者のためなら、どんなことも必死で行うスタッフの姿勢です。
私はバラエティに出ることでの世間からの誹謗中傷も覚悟で取り組んでいます」
まだ続きがあります。 少し時間をいただいて順次UPして行きます。