********** 隆祥館書店からのお知らせ **********
今回は『下り坂をそろそろと下る』講談社現代新書発刊を記念して
平田オリザさんにご登場いただけることになりました。
反アベノミクス派の皆さんでさえも、(少子化問題について)あまり口にしない
大切な事柄がある。子育て中のお母さんが、昼間に、子どもを保育所に預けて
芝居や映画を観に行っても、後ろ指をさされない社会を作ること。私は、この視点が、
いまの少子化対策に最も欠けている部分だと考える。(以上、本文より抜粋)
私たちは、そろそろ価値観を転換しなければならないのではないか?
他者の権利に嫉妬するのではなく、「生活がたいへんなのに映画を観に来てくれて
ありがとう」と言える社会へ――。 若者たちが「戻りたい」と思える、自己肯定感の
伴った「まちづくり」とは? 学生たちが誇りと自信を持って通えるような
大学入試改革とは? 私たちが人口減少問題を根本的に解決するための方策とは?
そこに必要なのは「文化的レベル」をあげることなのではないでしょうか?
あたらしい「この国のかたち」を模索し、これからの日本と日本人のあり方を考察する
ためにも是非ご参加下さい。
~~~~ 著者プロフィール ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
平田 オリザ
劇団「青年団」結成。戯曲と演出を担当。現在、
東京藝術大学COI研究推進機構 特任教授、
大阪大学コミュニケーションデザイン・センター客員教授。
2002年度から採用された国語教科書に掲載されている
平田のワークショップ方法論により、多くの子どもたちが、
教室で演劇を創るようになっている。
戯曲の代表作に『東京ノート』(岸田國士戯曲賞受賞)、
『その河をこえて、五月』(朝日舞台芸術賞グランプリ)、
著書に 『演劇入門』 『演技と演出』
『わかりあえないことから―コミュニケーション能力とは何か』(以上、講談社現代新書) 、
『芸術立国論』(集英社新書)、『新しい広場をつくる―市民芸術概論綱要』(岩波書店)、
小説『幕が上がる』(講談社)など多数。
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『平田オリザさんを囲む会』
『下り坂をそろそろと下る』講談社発刊記念イベント
日時:4月17日(日曜日) 開場12:30 開演 13:00
会場: 隆祥館書店 5階 多目的ホ-ル
住所:大阪市中央区安堂寺町1-3-4
地下鉄谷町線谷町六丁目駅7番出口向かい
参加費:1,680円(ワンドリンク制)本代820円 合計2,500円 要予約
(要予約・事前購入制とさせていただきます。
申込み順)振込先 三井住友銀行上町支店 (普通) 1353923
カ)リュウショウカンショテン
申込み・お問合せ: 隆祥館書店 TEL06-6768-1023
Eメール: [email protected]
主催: 隆祥館書店 後援:講談社
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