＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 隆祥館書店からのお知らせ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
今回は、「あふれでたのは、やさしさだった 奈良少年刑務所 絵本と詩の教 室 」を上梓された
寮美千子さんにお越しいただけることになりました。
明治生まれの名煉瓦建築を見たくて、奈良少年刑務所を訪れた寮美千子さんは、 ひょん なことから、
受刑者たちへの授業を頼まれてしまいました。どんなに恐ろ しい人々だろう、と思った目の前に現われたのは、
虐待や貧困などで心に傷を抱 えた繊細な少年たち。加害者になる前に、被害者であった子ばかりでした。
固く閉ざされた彼らの心の扉が開かれたとたん、あふれでたのはやさしさだっ た。
どんなに重い罪を犯した人の心にもやさしさはある、人間は、本来やさしい 生き物な んだと、
彼らは確信させてくれたそうです。
当日は、足かけ10年、行なってこられた絵本と詩の 授業について、お話ししてい ただきます。
また元刑務官で、現在は更生施設を退所した人たちの自立支援を行う施設を立 ち上げられた元刑務官で、
作家の坂本敏夫さんにもお越しいただきご対談いただ きます。
虐待等、今の子どもたちを取り巻く社会の現状、そして今、私たちが気づき、
考えなければならないことまで言及していただきたいと思います。
この機会にぜひ！！
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著者プロフィ－ル 寮美千子（りょうみちこ）1955年、東京生まれ。
1986年、童話「ねっけつビスケット チビスケくん」で、
毎日童話新人賞を受賞。2005年、『楽園の鳥 —カルカッタ幻想曲』で、
泉鏡花文学賞受賞。2006年に奈良市へ移住。
翌年から2016年まで足かけ10年、奈良少年刑務所に おいて
「社会性涵養プログラム」の講師を務める。『空が青いから白をえらんだのです
奈良少年刑務所詩集』は新潮社から文庫化され、５万部に迫るロングセ ラーに。
続編『世界はもっと美しくなる 奈良少年刑務所詩集』（ロクリン 社）、
『写真集 美しい刑務所 明治の名煉瓦建築 奈良少年刑務所』（西日本出 版社）も評判を呼んでいる。
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ゲスト 坂本敏夫（さかもと・としお）
1947年生まれ。
法政大学中退。67年大阪刑務所刑務官に採用される。
以後、神戸刑務所、大阪刑務所係長、法務省事務官、東京拘置所、
黒羽刑務所などで課長を歴任。94年広島拘置所総務部長を最後に退官。
著書に『死刑執行人の記録』（光人社）、『刑務所のすべて』（文春文庫）、
『誰が永山則夫を殺したのか』（幻冬舎）『典獄と934人のメロス』（講談社）などがある。
現在は更生施設を退所した人たちの自立支援を行う施設を立ち上げ支援されている。
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二村知子 プロフィ－ル
スイミングを始め、現役時 代はチーム競技で２年連続
日本１位、日本代表出場のパンパシフィック大会では
２年連続世界第３位に。
現役引退後、隆祥館書店に入社。2011年から
「作家と読 者の集い」と称して
作家と読者の思いを直接つなぐト－クイベントを開催、
メデ ィアでは、知らされていない真実を追求する場として注目されている。
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寮美千子 × 元刑務官 坂本敏夫ト－クイベント
司会: 二村知子
『あふれでたのは やさしさだった 奈良少年刑務所 絵本と詩の教室』
西日本出版 発刊記念
『典獄と934人のメロス』 講談社 発刊
時間 ： 14：30開場 15:00 開演
会場 ： 隆祥館書店8階 多目的ホ－ル
参加費： 2.500円
(内訳：参加費1,420円＋『あふれでたのはやさしさだった』 1,080円 )
トークライブのみ：2,000円
当日の場合：参加費500円アップになります。
（要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順）
＊振込先 三井住友銀行上町支店
（普通） １３５３９２３
カ）リュウショウカンショテン
申込み・お問合せ： 隆祥館書店 TEL:06-6768-1023
住所:大阪市中央区安堂寺町１－３－４ 谷町６丁目⑦番出口向かい
＊Ｅメ－ル：[email protected]
主催： 隆祥館書店 後援：西日本出版社
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