********* 隆祥館書店からのお知らせ **********
「蛍の光」「ふるさと」「我は海の子」……。世代を通じて愛唱されるこれらの 歌は、
明治から小学校で教えられた文部省唱歌といわれる歌です。「なつかしさ」 はともかく
「あやうさ」というのはなんなのでしょうか? これらの歌は子どもの 情操を豊かにする
役割とは別の役割がありました。 それは、明治以降の近代日本 という意識を国民の中に
つくっていく役割です。
今あげた歌の中にも好戦的だったり、植民地支配や軍拡政策を進めていく歌詞も あったのです。
知らずしらずのうちに意識を変えられるという、あやうさを秘め ていました。しかし戦後、
このような事実があったことが、忘れ去られようとし ています。 『唱歌の社会史』は、国文学、
社会学、法制史学、詩人の立場で、そ れぞれが日本で親しまれ続けてきた唱歌の役割や
影響について書かれています。
今回はその中のお二人、中西光雄さん(国文学)、伊藤公雄さん(社会学)のお 立場で、
いまの日本の状況と合わせながら、お話を伺います。 この機会にぜひ!!
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プロフィール 中西光雄
国学院大学大学院文学 研究科博士課程後期中退。
専門は日本文学(古典)、日本政治思想史。
学校法人 河合塾古文科専任講師。
著書に『「蛍の光」と稲垣千頴 国民的唱歌と作詞者の 数奇な運命』(2012年 ぎょうせい)など。
ミュージシャンの中西圭三氏は実弟。
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プロフィ-ル 伊藤公雄
京都産業大学現代社会学部客員教授、
京都大学名誉教授・大阪大学名誉教授。
日 本学術会議会員、一般社団法人ホワイトリボンキャンペーンジャパン共同代表。
主な著書に『光の帝国・迷宮の革命―鏡のなかのイタリア』(青弓社)、
『〈男 らしさ〉のゆくえ』(新曜社)、
『「戦後」という意味空間』(インパクト出版 会)など、
共編著に『国家がなぜ家族に干渉するのか』(青弓社)など。
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『唱歌の社会史』から今の日本の状況を読み解く!!
中西光雄(国文学)×伊藤公雄(社会学)ト―クイベント
「唱歌の社会史」メディアイランド 発刊記念
開催日 : 2019年8月25日日曜日
時間 : 14:30開場 15:00 開演
会場 : 隆祥館書店8階 多目的ホ-ル
参加費: 3,800円(内訳:参加費1,640円+『唱歌の社会史』2,160円 )
当日の場合:参加費500円アップになります。
(要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)
*振込先 三井住友銀行上町支店 (普通)1353923
カ)リュウショウカンショテン
*申込み・お問合せ: 隆祥館書店 TEL:06-6768-1023
*住所:大阪市中央区安堂寺町1-3-4 谷町6丁目⑦番出口向かい
*Eメ-ル:[email protected]
主催: 隆祥館書店 後援:メディアイランド