＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 隆祥館書店からのお知らせ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
今回は、『作家と読者の集い』へのリクエストが多かった武田砂鉄さんにお越しいただける
ことになりました。『本の日 実行委員会 店頭活性化委員会』の厳正な審査の結果、
助成の対象にも選ばれたのです。
武田さんをお呼びしたかったのには理由があります。亡き父は、「出版をただ売
れればいいと言う商業主義の餌食にすることなく、出版を文化として育てて欲しい」
と語っていました。父は生前、河出書房の若森社長さんとも親しくさせてい ただいた
ことがあり、武田砂鉄さんは、その河出の編集者出身ということで親和性を感じていました。
ご発言からも本の文化を大切にされている強い意志を感じ、いつも父を思い出す のです。
武田さんが、近刊「日本の気配」で語られていることは、とても貴重なことの言語化です。
お話を聞かせて頂こうと思うのは、ご著書についてと、昨今、行われている韓国 バッシングを
冷静に鎮めるどころか、煽っている週刊誌やヘイト本について。ま た本が売れないばかりに、
組織買いや、炎上商法など、人為的に作られるベスト セラーについても語り合いたいと
思っています。
「本の日」に相応しいイベントをして「本」の素晴らしさに気づいてもらいたい。 そして、
「本の未来 本の文化を守るために」私たち、本に携わる者は何を心 がけるのか。
「日本の気配」をテーマに、危うい方向に引き込まれそうな現在の日本の状況に ついて、
作家と読者を繋いで考えていきたいと思います。
あっという間に、定員に達してしまいそうな予感がします！
この機会にぜひ！！
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武田砂鉄（たけだ・さてつ）
大学卒業後、出版社で主に時事問題・ノ ンフィクション本の編集に
携わり、2014年秋よりフリーへ。インタビュー・書籍 構成も手掛ける。
著書に『紋切型社会──言葉で固まる現代を解きほぐす』
(朝日 出版社、2015年、第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞)、
『芸能人寛容論』（青 弓社）、『コンプレックス文化論』（文藝春秋）
などがある。
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テ－マ、「本の未来」「本の文化」を守るためにはどうしたらいいのか?
「日本の気配」著者 武田砂鉄さんによるトークイベント
開催日 : 2019年11月2日 土曜日
時間 ： 14：30開場 15:00～17：00
会場 ： 隆祥館書店 多目的ホ－ル 8階
参加費： 3.300円
(内訳：参加費1,540円＋『日本の気配』1760円 )
ト－クイベントのみ：2,500円
当日の場合：参加費500円アップになります。
（要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順）
＊振込先： 三井住友銀行上町支店 （普通） １３５３９２３
カ）リュウショウカンショテン ※ お振込みのお客様は、振込票をご持参ください。
＊申込み・お問合せ： 隆祥館書店 TEL:06-6768-1023
＊住所: 大阪市中央区安堂寺町１－３－４ 谷町６丁目⑦番出口向かい
＊Ｅメ－ル [email protected]
主催： 隆祥館書店 協賛 : 本の日実行委員会 後援：晶文社
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