********** 隆祥館書店からのお知らせ **********
今回は、『何が記者を殺すのか 大阪発ドキュメンタリーの現場から』集英社発刊を
上梓されたMBS「映像」のディレクター斉加尚代さんと公立中学校教諭 平井 美津子さんに、
お越しいただけることになりました。
一昨年、日本学術会議の任命拒否問題が勃発、これは、1949年の学術会議創設以来、
初めての異常事態でした。拒否された6人はすべて人文・社会科学系の学者 で、
2013年に強行採決された特定秘密保護法や、2015年の安保関連法に反対する など政府の
政策に異を唱えた人たちばかりでした。ついに政権が一線を越えてき たと感じ、
店頭でも、この6人の方々の本を並べ、抗議のフェアをしました
斉加さんは記者としてまさにこの学問、教育への攻撃を長年追って来られました。
教科書検定制度への目に見えない圧力、灘中・麻布中が採択した教科書への
抗議のハガキ・ネット上のバッシング、戦争の被害だけではなく、加害行為をきちんと
教えられたにも関わらず、政治圧力によって攻撃された社会科教諭の平井美津 子さんの
ことなど、昨今の政治が、どんどん教育に介入してくる危うさについて 本書は
赤裸々に記されています。
これまでは、戦後の教育と政治は一線を画してきたはずでした。ところが平成 18年、
教育基本法が改正されて、教育において侵してはいけない普遍的な価値が、
時の政府によって教育の中身までが変えられようとしています。
本来教育のあるべき姿、学問の自由とは何か、一刻も早く考えるべきではない かと
危惧し、イベントを企画しました。
今、何が記者を殺し、教師を殺すのか? 社会科教諭平井さんにも、当時のことを
お聞きし、今春「教育と愛国」で初監督 された斉加さんには映画についても語って
頂きます。
(5/13(金)~シネ・ リーブル池袋、アップリンク吉祥寺、京都シネマ、
5/14(土)~大阪・第七 藝術劇場)
この機会にぜひ!!
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『何が記者を殺すのか 大阪発ドキュメンタリーの現場から』集英社発刊記念 テ-マ
『教育への政治の介入 記者と教師への目に見えない力を暴く』
著者 斉加尚代さん×公立中学校教諭 平井美津子さんによるトークイベント
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[著者プロフィール]
斉加尚代(さいか・ひさよ)
2015年から同放送ドキュメ ンタリー担当ディレクター。
担当番組は『なぜペンをとるのか─沖縄の新聞記者 たち』
『沖縄 さまよう木霊─基地反対運動の素顔』
『バッシング─その発信源の 背後に何が』など。
『教育と愛国─教科書でいま何が起きているのか』
ではギャ ラクシー賞テレビ部門大賞。
個人として「放送ウーマン賞二〇一八」を受賞。
著 書に『教育と愛国――誰が教室を窒息させるのか』(岩波書店)がある。
初監督 の映画『教育と愛国』は5月に劇場公開。
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平井美津子(ひらい みつこ)
大阪大学・立命館大学非常勤講師。
子どもと教科書大阪ネット21事務局長。
著書に、
『教科書と「慰安婦」子どもたちに歴史の事実を教え続ける』(群青社)、
『「慰安婦」問題を子どもにどう教えるか』(高文研)、
『原爆孤児 「しあわせのうた」が聞こえる』(新日本出版社)、
『サンフランシスコの少女 像 ~尊厳ある未来を見つめて~』(日本機関紙出版センター)、
『教育勅語と 道徳教育 ~なぜ今なのか~』(日本機関紙出版センター)、
『戦争孤児たちの 戦後史』第一巻、第二巻(編著、吉川弘文館)など。
近著に『観光コースじゃな い京都 近代編』(共著)。
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司会・聞き手:二村知子 (ふたむら・ともこ)
スイミングを始め、現役時 代はチーム競技で2年連続日本1位、
日本代表として2年連続世界第3位に。
現 役引退後、隆祥館書店に入社。
2011年から「作家と読者の集い」と称したト-ク イベントを開催、
2016年からは「ママと赤ちゃんのための集い場」を毎月開き、
2019年4月からは、宝上真弓先生と子育てに悩む親御さんのために絵本選書の無料 サ-ビス、
2020年6月より、お客様からのリクエストを受け一万円選書を始めてい る。
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『何が記者を殺すのか 大阪発ドキュメンタリーの現場から』集英社 発刊記念 ゲスト 著者 斉加尚代さん 公立中学校教諭 平井美津子さん 聞き手 二村知子
開催日 : 2022年4月17日 日曜日
時間 : 15:00~17:30
隆祥館書店多目的ホ-ルからリアル&リモ-トで配信
(要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)
隆祥館書店多目的ホ-ルにて、リアル(限定50名) &リモート(定員100人)トークイ ベント
隆祥館書店からリモ-トで配信 リアルトークイベント
●費用:3,500円
(内訳:参加費2,466円+本代
『何が記者を殺すのか 大阪発ドキ ュメンタリーの現場から』1,034円)
リモート・トークイベント
●費用:3,000円
(内訳:参加費1,466円+本代
『何が記者を殺すのか 大阪発ドキュメ ンタリーの現場から』1,034円
+送料及び手数料500円)
本無しリアル
●費用 : 2,900円
本無しリモート
●費用: 2,000円
※ リモ-トでの申込者には、後日アーカイブ動画もお送りします。
当日ご都合が合わない方も、ぜひご参加ください!
(要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)
*振込先 三井住友銀行上町支店 (普通)1353923
カ)リュウショウカンショテン
※ リモート・トークイベントに、参加ご希望の方は、
あらかじめZOOMのインス ト-ルをしておいて下さい。
※ 参加者は、弊社が送付するメールに記載のアドレスからzoomにご参加いただ き、
開始時間までにIDとパスワードをご入力のうえお待ちください
※ 店頭もしくは、メ-ルで、お名前・ご住所(郵便番号含む)・お電話番号を明 記の上、
お申込み下さい。(メ-ル送信及び遠方の方への送品のため)
※ お申し込みの手続きを完了しているのに、こちらからの連絡のない場合は、
恐れ入りますが、トラブルを避けるためにもイベントの3日前までにお電話にて、
ご一報いただけますようお願い致します。
申し込み・お問い合せ:隆祥館書店 TEL:06-6768-1023
住所:大阪市中央区安堂寺町1-3-4 谷町6丁目⑦番出口向かい
Eメ-ル: [email protected]
主催:隆祥館書店 協力:集英社
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