今日は、日本臨床心理士会主催の子育て支援講座
テーマ『子育てと発達精神病理学~心の多面的理解~』
に参加しました(´_ゝ`)
対人援助職(今のところ教師)としても、もちろん勉強になりましたが、
これから子育てをする身としても為になる話が聞けました。
その中でとーっても強調されているように感じたのが
『母子関係』のこと。
子どもの情緒の発達には、安定した母子関係(アタッチメント≒絆)が
大切というのはよく聞く話で、
今までは自然に聞き入れていたんだろうけれど、
子育ての中でもことさら『母子関係』が重要視されることは、
きっと子育てをしている(してきた)お母さんたちにとったら、
自然なことでもあり、嬉しいことでもあり、
それでもって少しプレッシャーなことでもあるんじゃないかな、
と感じました。
教師をしている時も、子どもがトラブルを抱えた時、
できるだけ家庭に責任を押し付けたり、保護者(対応してもらうときはやっぱり
お母さんが多い)を追い込んだり責めたりしないように、
気をつけていたつもりだったけれど、
社会の中で当たり前のように暗黙裡に考えられている価値観や
心無い人の言葉(きっと悪気は全くない)で
追い込まれているお母さんたちも結構いるのかもしれないなぁと改めて
気づいた瞬間でした。
時代も変わって、女性も働くようになり、
晩婚化したり、少子化になったり、
家族の形態も核家族化が当たり前になっているけれど、
その分、今はお父さんたちも育児を一緒にするようになって、
役割分担はあるだろうけれど、
家族サービスとかイクメンとかがわざわざ言葉にされるんじゃなくて、
一緒に子育てするのがどんどん当たり前になればいいなぁと思います。
今日は父の日ということもあり、
「ダーウィンがきた!」では皇帝ペンギンやカエルのお父さんたちの
人間顔負けの子育てが紹介されていました。
朝、講演会に向かう時にも、電車で抱っこひもに次女を抱き、長女の手を引くお
父さんを見かけましたが、とっても優しい愛おしそうな笑顔を子どもたちに向け
ていて、微笑ましくなりました。
時代がどんどん変わる中で、研究も変わっていって、
『母子関係』だけじゃなく、
『親子関係』、(『父子関係』はいきすぎ?)に着目するのが当たり前になるこ
とも今後あるのかなぁ…なんて。
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