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野田の藤跡 27103-81
この碑の側面には、貞治3年(1364)に藤見物のため訪れた室町幕府二代将軍足利善詮の歌が刻まれている。
紫の雲とやいはむ藤の花 野にも山にもいぞかかれる
(所在地)玉川2-2-7(春日神社内)
(撮影日)2010.4.28
この地の藤は名所となり、「吉野の桜・野田の藤・高尾の紅葉」と称されていた。明治時代に植物学者牧野富太郎博士が、この藤を「ノダフジ」と命名した。戦災や高速道路建設のtめ一時消滅したが、地元住民の努力により、今では区内各所に藤棚がある。
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