(所在地)中之島1-1-26
(撮影日)2015.7.10
中国や朝鮮の陶磁を収集していた安宅栄一氏のコレクションを主として展示されている美術館である。昭和57年(1982年)、住友グループの寄付で建てられ、大阪市に寄贈された。新館は平成10年(1998年)に建てられた。地上3階、地下1階建て。
(所在地)中之島1-3-20
(撮影日)2016.6.3
昭和61年(1986年)に竣工した建物で、鉄筋コンクリート造り、地上9階(8階・P1階)、地下4階となっている。前庁舎は大正10年(1921年)に建設された建物で、昭和57年(1982年)、新庁舎建設のために壊され、今の庁舎となった。
(所在地)天満1-1(桜宮橋南西側)
(撮影日)2014.9.9
昭和3年(1930年)に架橋された桜宮橋の施設で、完成当時は橋の四隅に設けられていたが、今は、この塔だけが残っている。階段塔は大川両岸に造られた桜之宮公園に降りるための階段で、外観は景観に配慮してレンガ造りのモダンな建物となった。
(所在地)長柄西1-3-22
(撮影日)2013.3.21
明治19年(1886年)、前身である関西法律学校(夜間学校)として開校し、昭和4年(1929年)、夜間教育のための天六学舎が竣工した。平成15年(2003年)に夜間二部は廃止となり、平成26年(2014年)、売却されて取り壊された。建物は鉄筋コンクリート造り、地上4階建、地下1階の建物であった。平成30年には2棟の高層マンションが竣工する予定である。
(所在地)長柄西1-1-39
豊崎勤労学校が男子のための学校で、心華国民学校は女子のために大正15年(1926年)に建てられた学校である。この学校も職業訓練を主としており、裁縫などを教えていた。この建物は「心華婦人会」が建設し、大阪市へ移管されたが、男子校同様に廃廃後、心華婦人会館となったが、今は地蔵の集会所になっている。
(所在地)長柄西1-1-37
大正14年(1925年)、大阪市が貧困家庭の未就学児を援助するために建てた学校である。この学校は男子校で、主に職業訓練を行い、木工技術などを教えていた。昭和16年(1941年)、廃校となった。建物は鉄筋コンクリート造り、地上3階建てである。
(所在地)長柄西1-1-28
大正15年(1926年)、単身低賃金労働者や野宿者のために大阪市が建てた宿泊所である。昭和51年(1976年)、社会福祉法人に経営が移管され、宿泊所と更生施設が併設されるが、現在は日雇い労働者の生活援助のための寮となっている。
(所在地)天神西町4-15
(撮影日)2016.5.7
この地に天満教会ができたのは、明治12年(1879年)で、今の建物は昭和4年(1929年)に設立50周年を記念して建てられた。鉄筋コンクリート造り、地上3階(防水のため一部4階)建てで、内部は1階は講堂(集会室)、2・3階が礼拝堂で、アーチ型の梁が特徴となっている。建物は幾度か改修されたが、竣工当時とほとんど変わっていない。最近では、平成24年(2012年)に耐震補強と保存改修工事が行われた。
(所在地)天神橋1-10-4
(撮影日)2013.4.16
大正12年(1923年)竣工。地上4階、地下1階の建物で、当初は食品会社のビルとして使用されていたが、現在はテナントビルになっている。
(所在地)天満橋3-3-5
(撮影日)2016.4.24
明治20年(1887年)に設立された天満紡積の工場として、前年に建てられた建物である。その後、労働争議により業績不振となり、明治33年(1900年)、大阪合同紡積と合併して天満工場となるが、昭和6年(1931年)には東洋紡の工場となり、昭和13年(1938年)、中西金属工業の工場となった。